エイジングケアにおすすめの洗顔料は? 選ぶ際のポイントや商品を紹介

お風呂上りに自分の顔を鏡で見た時、「こんなに老けた?」と感じることはありませんか?

たまたまコンタクトを付けたままお風呂に入って、湯上りの顔を見たらびっくりなんてことも。

はい、私のことです。

そんな肌に現れる老化(エイジングサイン)の原因は何でしょうか。

20代ですとストレスの影響。30代~40代でホルモンバランスの変化。40代~50代、60代で新陳代謝の変化など体の内側からやってくる避けられない原因があります。

ただ、それらが表面化する人がいる一方、いつまでも肌が若々しく見える人もいらっしゃいます。

その違いは、長年じわじわと肌に与えてきたダメージの量です。

普段からこまめに注意できれば良いのですが、そうした地道なエイジングケアはどうしてもおざなりになってしまうのが普通。

でもそんな方でも、ここだけ注意すればエイジングケアは大丈夫!というポイントが3つあります。

それが「洗顔」「保湿」「紫外線対策」

今回はその1つ「洗顔」について、エイジングケアで抑えるべきポイント、おすすめの洗顔料をご紹介していきます。

エイジングケアができる洗顔料とは?

エイジングケアとは一般的に「年齢に応じたケア」のことを意味しています。

年齢と共に表れてくるシミやシワ、毛穴たるみなどのエイジングサイン。

その原因の多くを占めているのが摩擦や紫外線、落とし切れてない汚れなどによる肌ダメージの蓄積です。

エイジングケア用に作られている洗顔料は、そうした肌ダメージの蓄積を予防しながら、エイジングサインへと働きかける成分を角質層に届けていくように作られています。

エイジングケアができる優秀な洗顔料のポイント「洗浄力」「泡」「保湿成分」「美容成分」の4つ。

  1.  肌に優しい洗浄成分
  2.  摩擦が起きにくい泡
  3.  必要な皮脂まで落とし過ぎない洗浄力
  4.  地肌に最初に届ける美容成分

 

これらがあることで、今の肌に対するスキンケアと、未来の肌に対するエイジングサインの予防を同時に担っています。

エイジングケア目的で洗顔料を選ぶ時は、今の悩みにだけ目を向けるのではなく、”未来”へ向かって肌をどう育てていくかを考えてみてください。

エイジングケア洗顔料を選ぶ際のポイント

ご自身に合うエイジングケア洗顔料を選ぶ際、見ていただきたいポイントは先ほどご説明した4つのポイント。

「洗浄力」「泡」「保湿成分」「美容成分」です。

ここの簡単な判断方法をご案内します。

■まずは自分の肌タイプを知ることが大切

肌のタイプは人それぞれ微妙に違うものですが、あまり難しく考えすぎるのも良くありません。

ひとまず以下の4つタイプで考えてみましょう。

 

① 乾燥肌


皮脂が少なく、角質層の保湿能力も低下していることで、触るとカサカサしていたり、洗顔後は突っ張りを感じやすかったりする肌です。乾燥肌の洗顔で一番大切なのは「保湿成分」です。

 

② 敏感肌


肌表面のバリア機能が低下していることで、外部からの刺激をブロックできず、肌荒れや炎症を起こしやすい肌です。多くの場合は乾燥も同時に進行します。敏感肌で大切なのは「洗浄力」「泡」の2つです。

 

③ 脂性肌


皮脂量が多いためにテカリやべた付きがあり、毛穴の詰まりやくすみ肌、ニキビなどを引き起こしやすい肌です。生活習慣やホルモンバランスの影響を受けやすい肌とも言えます。脂性肌の洗顔は「洗浄力」「美容成分」が大切になります。

 

④ 混合肌


基本的に皮脂が多めで角質層が乾燥していることが多く、部位によってテカったりカサついたりと差があります。混合肌の洗顔は「洗浄力」「泡」「保湿成分」「美容成分」4つ全てが大切です。

■配合成分はここを見る

続いてエイジングケア洗顔料の配合成分を見るべきポイントです。

 

① 洗浄成分(その1)

最初に見るべきなのは「石鹸か洗顔フォームか」という部分。エイジングケアにおすすめなのは石鹸です。石鹸の場合は大抵商品のどこかに「〇〇石けん」「〇〇ソープ」という表記があります。

洗顔フォームには合成界面活性剤が使われており、品名や成分表示に「石けん(せっけん)」という文字を使うことは法律上できません。

合成界面活性剤も全てが有害な化学物質というわけではありませんが、成分に詳しくない場合は、皮膚科医なども推奨している石鹸による洗顔を選ぶのが安心です。

石鹸は洗顔フォームに比べて洗浄力が高い場合が多いですが、界面活性作用が肌に残りにくいという特徴と、肌を清潔に整えるという面で安心して使えるため、おすすめできる洗顔料です。

 

② 洗浄成分(その2)

エイジングケアの場合、石鹸の中でも「水酸化K(カリウム)」を石鹸素地として使っているものがおすすめ。

一般的に「カリ石鹸」と言われるこの石鹸は、肌への刺激が少なく、泡立ちが豊かで、泡切れも早いという特徴を持っています。

 

③ 洗浄成分(その3)

脂性肌の方や混合肌の方は特に、毛穴汚れや黒ずみの原因になる古い皮脂や角質の吸着力に優れたクレイ(泥や火山灰)を配合している石鹸がおすすめです。

クレイは成分表示に「炭酸Ca」「ベントナイト」などと記載されています。

 

④ 保湿成分
セラミドヒアルロン酸など、有名な成分で保湿を導くものの他にも、ハーブエキスなどで複雑に保湿していくものまで様々なタイプがあります。

ハーブエキスなど自然由来の保湿成分を処方している場合は成分名からだけでは判断が難しいので、ホームページなどで配合目的を確認してみましょう。

親切なブランドであれば、各ハーブの配合目的や特徴をしっかりと説明してくれているはずです。

 

⑤ 美容成分

美白やシワ改善など様々な成分目的がありますが、洗顔で一番大切なのは「荒ぶる肌を落ち着かせること」です。

CICAやグリチルリチン酸ジカリウム、天然成分であればティーツリーなど抗炎作用が期待できる成分をおすすめします。

洗顔は肌をリセットするもの、化粧水やクリームはプラスするものと、スキンケアの役割をしっかりと分けて考えることで、どのような美容成分が自分に必要なのかが見えてくるかもしれません。

おすすめのエイジングケア洗顔料

エイジングケア用の洗顔料に共通しているのは「肌に優しい」という点。

洗顔フォームには優しさを第一にした「弱酸性」のものなどがありますが、ここでは洗顔フォームは合成界面活性剤であることからおすすめしていません。

清潔にリセットできる洗浄力を持ちながら、肌に優しい特徴を持つ水酸化Kを使った石鹸をおすすめしてきました。

そうした点で優秀なのが、Ruam Ruam(ルアンルアン)のハーバルフレッシュソープ=生せっけんで、エイジングケア用の洗顔料を求めている方におすすめです。

■ルアンルアンとは?

ルアンルアンは2001年に誕生した日本のブランドです。

その中でも代表的なのが、固形石鹸でありながらバターのように柔らかいテクスチャーで「生せっけん」と呼ばれるハーバルフレッシュソープシリーズ。

スキンケアラインはエイジングサインにアプローチする共通処方で、伊勢丹ビューティーアポセカリーやキナリノモールなど、主に30代以降の感度の高い女性が集まる店舗で販売。

アットコスメやLIPSなど美容系口コミサイトのランキングにも度々登場しています。

■生せっけん(ハーバルフレッシュソープ)の紹介

  • ファーストエイジングケアのための柔らかい洗顔石鹸
  • 石鹸素地に水酸化Kを配合し、固形石鹸でありながら刺激の少ない洗浄力
  • ハーブエキスを中心とした保湿・美容液成分を石鹸が溶け出す寸前の56%まで配合
  • 敏感肌でも使える肌刺激の少ない2種類のタイ産クレイでふっくらした洗い上がりに
  • クレイと微細泡の組み合わせで、届きにくい奥の汚れまでごっそりと毛穴洗顔が可能
  • CICA(ツボクサ)や、グリチルリチン酸ジカリウム(カンゾウ根)などを保湿成分として配合
  • 「生クリームのよう」と言われる特徴的な泡で摩擦レスの泡洗顔を簡単に
  • 合成界面活性剤、エタノール、シリコンなどを使わない無添加処方

絶対に守るべき洗顔方法

最後に、エイジングケアで絶対に守って欲しい洗顔方法を1つだけお伝えします。

それは「肌摩擦を起こさないように短時間で洗うこと」です。

洗顔する時に、肌を揺らすのはOKですが、こするのはNG。

摩擦はシミ、シワ、毛穴たるみなど、あらゆるエイジングサインの原因になります。

その時に必然的に求められるのが、摩擦を起こさない泡が作れるかどうか。

お手持ちの洗顔料が、ふわふわした泡ではなく、重い泡やクリームのように滑らかな泡が作れる洗顔料かどうかを、今一度確かめてみてください。

そして、泡を顔に乗せている時間は60秒までです。

洗浄力が高い石鹸なら30秒でも充分。

この短時間で肌に刺激を与えずに洗顔できるということが、未来の肌に向けた財産になります。

今すぐに大きな効果が現れる方法ではありませんが、こうした使い方を積み重ねた先に、いつまでも若々しく保てる肌があることを信じて、守っていただきたいと思います。

エイジングケア洗顔料に興味がある方へ

エイジングケアと言うと、化粧水やクリームなどの「与えるスキンケア」ばかりが注目されがちです。

しかし、若々しく見える女優やモデルなどの多くは、クレンジングや洗顔など「落とすスキンケア」のほうを大切にしています。

30代後半以降の年齢肌に直面すると「もっと早くやっておけば良かった」と思うもので、それは確かに正解ですが、エイジングケアに遅すぎることはありません。

今日から始めるエイジングケアが、そんな後悔が無い未来を運んでくれると想像しながら、毎日のスキンケアを楽しんでいってください。


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