はじめにお伝えした通り、素肌をフラットな状態に戻す ”洗顔” はスキンケアの中でも特に重要なステップです。

洗顔はスキンケアの基本、と言われますが、 洗顔の目的は「皮脂や古い角質、ほこりを落とし、清潔なお肌を保つこと」

つまり、最初にもお伝えした “素肌をフラットな状態に戻す” ことが１番の目的となります。

洗顔が“スキンケアの基本” と言われるほど、スキンケアの中でとても重要なステップだと考えられる理由は３つあります。

まず、 ”洗顔” をすることで肌の汚れを洗い流すことができます。肌の表面には、汗や皮脂、ホコリやメイクなどの汚れが付着しています。これらの汚れが長時間残っていると、肌に刺激を与えて、ニキビや肌荒れなどのトラブルの原因になります。洗顔でしっかりと汚れを落とすことにより、肌を清潔に保ち、トラブルを予防することができます。

肌には ”バリア機能” と呼ばれる、外部の刺激から肌を守る仕組みがあります。しかし、肌に汚れが残ったままの状態などが続くとバリア機能が低下し、乾燥や敏感肌などのトラブルを引き起こす原因になります。洗顔で肌を清潔に保つことで、バリア機能を整え、肌を守ることができるのです。

スキンケアと聞くと、イメージしやすいのが化粧水や乳液などの「肌に与える」ケアではないでしょうか？

化粧水や乳液などのスキンケアアイテムは、肌に ”浸透” することで効果を発揮します。しかし、汚れが残っていると、化粧水や乳液が浸透しにくくなってしまいます。洗顔で素肌の状態をフラットに戻すことで、化粧水や乳液などの浸透を高め、スキンケアの効果を高めることができます。

以上の３つの理由から、毎日何気なく、当たり前にする「洗顔」というケアが、重要なステップであることがお分かりいただけたかと思います。

どの理由も基本的なことで当たり前に見えますが、”素肌の状態をフラットに戻せる”からこそ、その後に続く “肌に与える” ケアも効果的なのものになるのです。”洗顔あってこそのスキンケア”ということをご理解いただければ嬉しいです。

ここからは、そんな重要な洗顔をする際に、肌や美容にとっても良い洗顔料の特徴についてお伝えしていきます。

肌にとって不要なものを「落とす」ための洗顔。スキンケアのはじまりである ”洗顔” は、肌トラブルを防ぐだけでなく、洗顔後のケアの効果を高めることをお伝えしましたが、ここで気をつけたいのは洗顔で洗い流すのはあくまでも「不要な汚れ」であるということ。

洗顔料の選び方によっては、肌の潤いとなる必要な ”皮脂” まで落としてしまい、肌のバリア機能を弱めたり、肌トラブルの原因をつくってしまうことにも繋がります。

「不要なものは落として、必要なものは残す」

当たり前に聞こえるかもしれませんが、肌に寄り添いながら「落とす」ケアができる洗顔料を見極めることが重要です。ここからは、肌に優しい洗顔料の特徴として３つのポイントをお伝えしていきます。

洗浄力が強すぎたり、短期間で劇的な変化を実感できるような洗顔料は、肌に刺激を与えて、乾燥や敏感肌などのトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、弱アルカリ性の洗顔”石鹸”など洗浄力がマイルドなものを選ぶことが大切です。

洗顔料には、洗浄成分や美容液成分のほかに香料や着色料などの「添加物」が含まれている場合があります。これらの添加物は、肌への刺激になる可能性があるため、できるだけ配合されていないものを選ぶことがおすすめです。

洗顔で皮脂や水分が洗い流されると、肌が乾燥し、毛穴の開きやニキビ、くすみやシワなどの原因にも繋がってしまいます。そのため、「落とす」ケアから素肌に潤いを届けられるような、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンやハチミツ、アロエなどのハーブエキスなど、保湿成分をしっかりと入れている洗顔料を選ぶのがおすすめです。

「洗浄力がマイルド・刺激が少ない・保湿力が高い」かつ、肌に優しく、美容に良い洗顔料としておすすめするのがルアンルアンの生せっけんです。

自然由来の成分で作られたクレイ配合の洗顔石鹸。

生せっけんは、短期間で劇的な変化をお届けできるような強い成分を配合していないため、素肌の変化を実感いただくまでに少しお時間をいただくこともありますが、「肌に必要なものは残して、不要なものは落とす」ことで、素肌に寄り添いながら “揺らぎにくい素肌に整える” ことのできる洗顔石鹸です。

通販限定販売のため、あまり知られていませんが、固形石鹸でありながらバターのように柔らかいテクスチャーの中に美容成分が多く配合されており、芸能人にも愛用者が多い「生せっけん」と呼ばれるタイプの洗顔石鹸です。

またセラミドなどを洗い流しにくい脂肪酸の処方で、肌の潤いを守ったまま表面をさっぱりと洗い上げることが出来る心地よさがあります。
最大の特徴は 泡立ち で、マシュマロのような濃密泡がたっぷりとできる泡洗顔で ”気持ちいい” 洗顔時間をお届けできます。美容におすすめなのはもちろんですが、毎日する洗顔だからこそ、”気持ちいい”洗顔をお楽しみいただけたら嬉しいです。

最後に、美容に良い洗顔料を使って「必要なものは残して、不要なものは落とす」正しい洗顔をするための２つのポイントをお伝えします。

「必要なものは残して、不要なものは落とす」という２つのポイントの組み合わせですが、生せっけんのようにこれらのポイントをしっかりと叶えてくれる洗顔料を選ぶのも１つの手段ですが、今お手持ちのものでも洗浄力を高めて刺激を和らげる方法があります。

それは「たくさんの泡で洗顔する」ということです。

たくさんの泡で肌に刺激を与えないだけでも「肌刺激が少なくなる」ことはご存知だと思いますが、泡の実力はそれだけではありません。

キメ細かい濃密泡には「界面活性作用を和らげて、汚れの吸着力を強める」という性質があるのです。

界面活性作用は強すぎると皮脂を洗い流しすぎたり、スティンギング刺激と呼ばれるピリピリした刺激を起こしたりします。

それが濃密な泡で洗顔すると和らげることができるのです。

界面活性剤が肌に当たる面積が少なくなることで肌への負担が和らぎ、同時に泡と泡の間に汚れを絡めとっていくような作用を発揮します。

もし、たくさん泡立ててもまだ刺激を感じる場合は、泡立てに使う水の量を少し増やしてみると刺激を調整できるのでおすすめです。

泡をたっぷり作ったら顔に乗せていきます。

乾燥している箇所と油分が多い箇所が混在している複合肌の場合は、油分が多い箇所から泡を乗せ始めてください。

泡を肌に乗せたら、洗顔する時間は30秒です。

短くて洗った気がしないかもしれませんが、洗い”すぎ”は落とし”すぎ”に繋がってしまいます。基本的には30秒、たっぷり泡を転がせれば不要物を十分に浮かせることができるので安心してください。

すすぎに使う水温は32℃程度が良いと言われていますが、それより少し低い30℃弱くらいにするのがおすすめです。

ちなみに水温30℃の体感は、”ぬるま湯”というよりも「少し冷たいな」と感じることが多い温度です。

すすぎ方は、水を手ですくったら、顔にそっと押し当てて泡を洗い流していきます。

この方法で最低30回。泡が見えなくなっても、肌が突っ張る寸前まで繰り返しすすいでください。

夜洗顔の場合は、お風呂で洗顔後、シャワーを頭からかけて滴る水ですすぐのもアリです。

ただ30℃程度のシャワーは結構冷たいので、特に冬の季節はお気を付けてくださいね。

今回は スキンケアの基本とも言われる洗顔について、洗顔の重要性から美容に良い洗顔料、そして洗顔方法などをお伝えしました。

朝晩毎日当たり前のようにする洗顔も、年間でみるとなんと730回。毎日当たり前にするからこそ、肌に優しい洗顔料で、正しい洗顔をすることが 理想の素肌 に近づく一番の近道です。

ぜひ、今日からの洗顔を少し丁寧にしていただきながら、美容に良い 洗顔料を選んで、毎日の洗顔をしてみてくださいね。

そして、そんな洗顔時間をルアンルアンの生せっけんが一緒に過ごせれば本当に嬉しいです。