公開日:2026年1月30日
⌛このコラムは約5分で読めます。
「クレンジングといえば、白くなるまでしっかり乳化させなきゃ」……。もしあなたがそう信じて、毎日一生懸命肌の上で指を動かしているとしたら、その努力が逆に「乾燥」や「バリア機能の低下」を招いているかもしれません。
こんにちは、生せっけん洗顔研究家です。私は長年、肌の潤いを守りながら汚れだけを落とす「洗顔の最適解」を研究してきました。その中でたどり着いた結論の一つが、「クレンジングにおける乳化の誤解」です。
多くの女性が、オイルクレンジングの作法である「乳化」を、すべてのクレンジングに共通する必須工程だと思い込んでいます。しかし、実はクレンジングの種類によっては、その工程が不要なばかりか、肌に余計な摩擦ダメージを与えてしまうこともあるのです。今回は、プロの視点から「乳化不要」で究極の洗い上がりを実現する、クレンジングミルクの真実について詳しく解説します。
なぜクレンジングミルクは「乳化いらず」なのか?
そもそも「乳化」とは、本来混ざり合わない油と水を、界面活性剤の力を借りて均一に混ぜ合わせる現象を指します。
オイルクレンジングの場合、ボトルのなかでは「100%近い油」の状態です。そのままでは水で流せないため、肌の上でメイク(油分)となじませた後、少量の水を加えて「乳化」させ、水で流せる状態に変化(転相)させる必要があります。この反応が肌の上で起きる際、少なからず肌のバリア機能には刺激が加わります。
一方、クレンジングミルクは、製造工程ですでに理想的なバランスで「乳化」が完了 しています。
水分と油分がすでに手を取り合った状態でボトルに詰められているため、肌にのせた瞬間から、汚れを浮かせる準備が整っているのです。つまり、わざわざ肌の上で水を加えて白くさせる必要はありません。最初から最後まで「柔らかな質感」でメイクを包み込めることこそが、ミルクタイプが低刺激だと言われる最大の理由なのです。
乳化させないからこそ極める「なじませ」の技術
乳化が不要だからといって、「ただ塗って流すだけ」では、せっかくの美容成分や洗浄力が活きません。生せっけん洗顔研究家が推奨する、ミルクのポテンシャルを120%引き出す「プレスなじませ術」をマスターしましょう。
1. 手のひらで温める : 適量を手に取ったら、すぐに顔にのせず、両手のひらを合わせて人肌程度に温めます。これにより、ミルクに含まれる植物オイルや美容成分の親和性が高まり、汚れへのなじみが劇的に早くなります。
2. オイル状への変化を見極める : なじませていると、ふっと指先の感触が軽くなり、ミルクがオイル状に変化する瞬間があります。これが「汚れ落ち完了」のサインです。
3. 30~32度のぬるま水ですすぐ : シャワーを直接当てるのは厳禁です。人肌より少し冷たいと感じる程度のぬるま水を手ですくい、優しく丁寧にすすぎましょう。
洗顔研究家が分析する「質の高いクレンジングミルク」の共通点
世の中には多くのクレンジングミルクがありますが、私たちが選ぶべき基準は共通しています。
界面活性剤の質と量 : 安価なミルクは、洗浄力を補うために強い合成界面活性剤を多用しがちですが、これではミルクの良さが台無しです。植物由来の成分で、汚れは落とすがセラミドは守る設計が理想です。
美容成分による「洗顔=ケア」の成立 : クレンジングは「奪う」時間になりがちですが、質の高いミルクは「補う」時間に変えてくれます。
テクスチャーの厚み : 指と肌の間のクッションとなる厚みが維持されるかどうか。これが、肌へのダメージを防ぐ「摩擦レス」の鍵となります。
洗顔研究家が「クレンジングミルク」を推奨する3つの理由
私が数ある製品の中から、ルアンルアンのクレンジングミルクを推奨するのには、明確な理由があります。
① 洗浄酵素カプセルの革新性
ミルクの弱点は、オイルに比べて毛穴の奥の角栓や酸化皮脂に弱いことだと言われてきました。しかし、ルアンルアンはここに「洗浄酵素カプセル」を投入しました。パパイン、ブロメライン、リパーゼといったマルチ酵素が、ファンデーションだけでなく、くすみの原因となる古い角質や皮脂汚れまで分解。ミルクの優しさと、毛穴のスッキリ感を両立させているのです。
② 次世代レチノール「バクチオール」とAPPSの贅沢配合
驚くべきは、クレンジングでありながらエイジングケア※の主役級成分が配合されている点です。敏感肌でも使いやすい「バクチオール」や、浸透型ビタミンC誘導体「APPS」が、洗うたびに肌のキメを整えます。「落とした後の肌の方が明るく見える」という体験は、まさにこの成分構成のおかげでしょう。 (※年齢に応じたケア)
③ 生せっけんとの完璧な「ダブル洗顔」相性
ルアンルアンの哲学は「落とすケアがスキンケアの始まり」であること。このミルクで油性汚れを優しく浮かせた後、看板製品である「生せっけん」で水性の汚れや分解された酵素を吸着して流す。この2ステップにより、肌のバリア機能を一切壊さず、驚くほど透明感のある土台が完成します。
相乗効果!クレンジング後の「生せっけん洗顔」で完成する究極の素肌
クレンジングミルクで整えられた肌は、非常に素直な状態です。そこに、17種類のハーブエキスなど美容成分を豊富に含む「生せっけん」の濃密な泡をのせることで、必要な潤いをさらに浸透させながら、不要なものだけをオフできます。
また、ルアンルアン製品に共通する「天然精油(ティーツリーやライムなど)」の香りは、単なる芳香ではありません。一日の終わりの緊張を解きほぐす洗顔の時間にしながら、肌を整えることができます。、
まとめ:乳化という呪縛を解いて、本来の潤いを取り戻す
「乳化させなきゃ」という思い込みから解放されれば、毎日のクレンジングはもっとラクに、そして肌に優しいものに変わります。
生せっけん洗顔研究家として断言できるのは、「正しい知識に基づいたスキンケア選びが、10年後の肌を作る」ということです。乳化不要の設計でありながら、酵素の力で毛穴までクリアにする「クレンジングミルク」は、現代の忙しい女性が求める「究極の時短と本質的なケア」を叶えてくれます。
今日から、あなたの洗顔ルーティンをアップデートしてみませんか?ルアンルアンのミルクが、あなたがまだ知らない「自分の本当の素肌」に出会わせてくれるはずです。
監修者:生せっけん洗顔研究家 松田理沙
生せっけん洗顔研究家
松田理沙 Lisa Matsuda
百貨店で美容部員としてキャリアをスタートし、2011年にルアンルアンの「生せっけん」と出会う。濃密な泡とハーブの力に魅了され入社し、「素肌美の近道は洗顔。」をテーマに泡の質や肌へのやさしさを研究。身体のケアにも視野を広げ、リラクゼーション技術の習得や、生せっけんの原点であるタイにも通いながら独自のスキンケアメソッドを築く。二児の母として、忙しい日々でも無理なく続けられる “シンプルで続くスキンケア” を提案している。
よくある質問(FAQ)
Q1. クレンジングミルクは、白くならないなら「落ちたサイン」はどう見極めればいいですか?
+
A1. 指先の感触が「フッ」と軽くなる瞬間がサインです。 ミルクは最初から乳化されているため、オイルのように水と混ざって白く変化することはありません。その代わり、メイクや皮脂となじむと、テクスチャーが指先に抵抗を感じる「重い状態」から、滑らかに動く「軽い状態」に変化します。これが汚れを包み込み、浮かせきった合図です。
Q2.「乳化不要」なら、お風呂場で濡れた手で使っても大丈夫ですか?
+
A2. 基本的には「乾いた手・顔」での使用を強くおすすめします。 ルアンルアンのクレンジングミルクは、理想的なバランスで乳化されています。しかし、なじませる前に水分が混ざってしまうと、洗浄成分が汚れを捕まえる前に薄まってしまい、クレンジング力が低下する原因になります。お風呂場で使う際は、一度タオルで手と顔の水分を拭き取ってからご使用ください。
Q3.クレンジングミルクだけで洗顔を終えてもいいですか?(W洗顔は必要?)
+
A3. ルアンルアンの生せっけんとの「W洗顔」が理想的な透明肌を作ります。 クレンジングミルクの役割は、主にメイクや酸化皮脂などの「油性の汚れ」を浮かすことです。その後に「生せっけん」でW洗顔をすることで、浮いた汚れや古い角質、残った洗浄酵素をすみずみまで吸着し、まっさらな素肌へ整えることができます。この2ステップが、次に使う化粧水の浸透を劇的に変えます。
Q4. 濃いアイメイクも「乳化なし」のミルクで落ちますか?
+
A4. ウォータープルーフのポイントメイクには、専用リムーバーとの併用が安心です。 ルアンルアンのミルクは、洗浄酵素カプセルにより高い洗浄力を誇りますが、肌への優しさを最優先した設計です。皮膚の薄い目元をゴシゴシ擦ってしまうのは本末転倒ですので、落ちにくいマスカラやリップは先に専用リムーバーで落としておき、お顔全体をミルクで優しく包み込むのが研究家推奨のスタイルです。
Q5.「乳化させる手間がない」こと以外に、ミルクのメリットはありますか?
+
A5. 最大のメリットは「肌のバリア機能を壊さないこと」にあります。 オイルのように肌の上で激しい乳化反応(界面活性反応)を起こさないため、健やかな肌に必要なセラミドや皮脂膜を奪いすぎることがありません。乾燥肌や敏感肌の方はもちろん、洗顔後のつっぱり感に悩んでいる方にこそ、すでに乳化済みのミルクタイプは最適な選択といえます。