美容業界でのキャリアを、百貨店の化粧品カウンセラーとしてスタート。
肌質分析やカウンセリングを通じ、多様な肌悩みと向き合う経験を積む中で、
「スキンケアの結果は、与えるケアよりも“洗顔”に大きく左右される」
という考えに至る。
2011年、ルアンルアンの生せっけんと出会い、
その独自製法による濃密泡やハーブ処方に興味をもち、同社へ入社。
以降、生せっけんを中心とした製品開発や使用理論の研究に携わり続けている。

生せっけんと泡洗顔を専門とするスキンケア研究家。
スキンケアブランド Ruam Ruam(ルアンルアン) において、生せっけんの研究・監修、製品開発、コンテンツ設計などを担当。
洗顔を「汚れを落とす行為」としてではなく、
肌づくりの土台であり、肌と心を整えるための習慣として捉える視点を軸に、
スキンケアの考え方や使い方を体系的に発信している。
美容業界でのキャリアを、百貨店の化粧品カウンセラーとしてスタート。
肌質分析やカウンセリングを通じ、多様な肌悩みと向き合う経験を積む中で、
「スキンケアの結果は、与えるケアよりも“洗顔”に大きく左右される」
という考えに至る。
2011年、ルアンルアンの生せっけんと出会い、
その独自製法による濃密泡やハーブ処方に興味をもち、同社へ入社。
以降、生せっけんを中心とした製品開発や使用理論の研究に携わり続けている。
生せっけんと洗顔を軸に、
次のようなテーマを大切にしながらスキンケアと向き合っている。
・泡の密度が摩擦や角質層に与える影響
・天然由来成分と肌バリア機能の関係性
・洗顔習慣と心理状態の相関
・継続しやすいスキンケア行動設計(習慣化)
加えて、生せっけん発祥地であるタイ(チェンマイ・バンコク周辺)へ度々渡航し、
生薬文化やハーブ調合技術、伝統的な植物療法を学んでいる。
肌と身体のつながりを重視し、タイ現地のスクールに通い、
ハーブボールやリラクゼーション技術を習得。
※タイ現地のマッサージスクールでウ先生と松田
習得した技術やハーブ学を取り入れながら、
日本人の素肌の特徴や製品技術と掛け合わせることで、独自の洗顔メソッドを体系化した。
このメソッドは、
・洗顔石鹸の使用量
・泡の密度
・肌負担の考え方
・洗浄工程
・肌状態に応じた調整方法
などの視点がまとめられ、
現在は製品案内、使い方レッスン、公式コンテンツなどに活用されている。
開発を思い立ったとき ― チェンマイでの原料調査
※タイ・チェンマイ郊外のハーブ農園
生せっけんの開発に本格的に携わるにあたり、松田はタイ・チェンマイを訪れ、
17種類の美容ハーブがどのような環境で育ち、どのように使われているのかを確認するため、現地のハーブ畑に足を運んだ。
強い日差しと高温のなか、現地の人々の説明を受けながら収穫作業にも参加したが、
作業中に体調を崩し、熱中症の症状で倒れた経験があるという。
この出来事は、原料の力強さだけでなく、
ハーブが生活や文化として根づいている背景を体感する機会となり、
以降の原料選定や製品設計に対する姿勢にも影響を与えたとされている。
松田が研究・監修に携わる生せっけんは、
「毎日、安心して使い続けられること」を重要な条件として開発されている。
素材本来の力をできる限り引き出しながら、
乾燥や敏感さを感じやすい肌質にも配慮し、
あわせて環境への負荷を抑えることを目的として設計された。
開発中 ― 理想の石鹸にたどり着くまで
開発初期、松田は厳選したハーブやクレイを使用すれば、
比較的早い段階で理想の石鹸が完成すると考えていたという。
しかし、最初に完成した試作品は泡立ちも使用感も安定せず、
いわゆる「一般的な石鹸」と大きな差を感じられない仕上がりだった。
原料の質に自信があったからこそ、その結果に強い悔しさを感じ、
泡質や洗い上がりを中心に何度も配合や工程の見直しを行った。
修正依頼が重なり、一時は製造が困難になる局面もあったとされる。
それでも改良を重ねた結果、配合バランスの最適点を見いだし、
現在の生せっけんにつながる処方設計へと到達した。
製法と特徴
これらの条件を満たすため、試作から完成に至るまでには2年以上の期間を要している。
同等の工程や品質を日本国内で実現した場合、製造コストの観点から販売価格は1万円以上になる
水準とされるほど、多くの手間と工程をかけた製法が採用されている。
松田が特に重視したのは、
洗顔を単なる「汚れを落とす工程」にとどめないことであった。
そのため、生せっけんには美容液由来の保湿成分を全体の約56%という高い割合で配合している。
これは製品として成形可能な限界に近い数値であり、配合バランスの調整には多数の試作と検証が重ねられた。
こうして完成したのが、
一般的な固形石鹸とは異なる、
粘りを持つ柔らかな質感の生せっけんである。
この独特の使用感と洗い上がりは、
松田が掲げる「洗顔によって素肌を整える」という考え方を、
製品として具体化したものと位置づけられている。
完成後も、「生せっけん」という言葉自体が当時は一般的ではなく、
製品の特長や価値がすぐに伝わりにくいという課題があった。
一方で、百貨店などで実際に泡を体験できる機会が増えるにつれ、
使用感への理解が進み、少しずつ認知が広がっていった。
※新宿伊勢丹 ビューティアポセカリ―での展開
松田は、こうした体験機会の設計や説明の整理にも関わり、
製品をユーザーの手元に届けるプロセス全体に携わってきたとされている。
大切にしている美容の考え方は、
「洗顔が変われば、肌も、気持ちも変わる。」
という言葉に表れている。
松田は洗顔を、単なるスキンケアの準備ではなく、
肌の調子を整え、気持ちを切り替えるための
大切なひとつの時間として捉えている。
理論や知識だけでなく、
母として、また日々を忙しく過ごす生活者としての実感も、
松田にとっては欠かせない視点である。
そのため、松田が提案しているのは、
特別なことを重ねるスキンケアではなく、
毎日の暮らしの中で無理なく続けられる
「シンプルで続くスキンケア」。
この考え方が、多くの共感を集めている理由のひとつとなっている。
松田が提唱するスキンケアメソッドは、
「シンプルで続くスキンケア」を軸にした考え方である。
松田は、肌づくりの土台は 洗顔(落とすケア) にあると捉えている。
濃密な泡で摩擦を抑え、汚れだけをやさしく落とすことが、
その後の保湿や美容液のなじみを高め、肌のリズムを整える第一歩になると考えている。
また、肌は生活習慣や心の状態とも深く関わっていることから、
スキンケアは特別な手間をかけるものではなく、
無理なく続けられる習慣であることが大切だとしている。
このメソッドが目指しているのは、一時的な変化ではなく、
「素肌本来の美しさを取り戻すこと」
忙しい毎日の中でも続けられる美容こそが、
本当の意味でのスキンケアであるという考え方が、
松田理沙のスキンケアメソッドの根幹となっている。
松田は現在、Ruam Ruamにおいて、
生せっけんや洗顔を中心としたスキンケア分野に幅広く携わっている。
主な役割としては、
生せっけん・洗顔カテゴリーに関する研究や技術面での監修をはじめ、
商品説明や美容コンテンツの執筆・監修などを担当。
また、スキンケア方法の整理や伝え方の設計、
ブランドの考え方を言葉や形に落とし込む役割も担っており、
社内向けの共有や、ユーザーとのコミュニケーション設計にも関わっている。
こうした知識と姿勢は、
Ruam Ruamが発信する美容情報や製品に対する信頼性を支える
重要な基盤のひとつとなっている。
松田理沙は、生せっけんと泡洗顔を軸に、
美容理論、日々の生活視点、そして使用感の設計を重ね合わせながら、
独自のスキンケアメソッドを築いてきた。
研究や経験を通して整理されたその考え方は、
肌と丁寧に向き合いたい人にとって、
無理なく取り入れられる指針のひとつとなっている。
また、松田の知見や姿勢は、
Ruam Ruamが発信するコンテンツや製品、美容情報に
一貫した考え方と安心感をもたらす存在として位置づけられている。
生せっけん洗顔研究家 松田理沙
生せっけん洗顔研究家
松田理沙 Lisa Matsuda
百貨店で美容部員としてキャリアをスタートし、2011年にルアンルアンの「生せっけん」と出会う。濃密な泡とハーブの力に魅了され入社し、「素肌美の近道は洗顔。」をテーマに泡の質や肌へのやさしさを研究。身体のケアにも視野を広げ、リラクゼーション技術の習得や、生せっけんの原点であるタイにも通いながら独自のスキンケアメソッドを築く。二児の母として、忙しい日々でも無理なく続けられる “シンプルで続くスキンケア” を提案している。
2026年1月26日お知らせ