乾燥肌やオイリー肌、混合肌(インナードライ)など肌タイプには幾つかの種類がありますが「インナードライ肌」とは、どんな肌の状態かをご存知でしょうか?ここでは、インナードライ肌についての特徴や主な原因についてお伝えしていきます。
肌の表面はベタつきを感じるのに、肌にふれるとゴワつきが気になる。なんだか肌の奥が突っ張る気がする‥そんな肌悩みを引き起こすのが「インナードライ」。肌表面のベタつきケアを頑張り過ぎてしまうと、さらにベタつきが気になったり‥と間違ったケアを続けるとさらに肌トラブルが気になる原因にも。今回は、すこし見分けにくい「インナードライ」の特徴などをお伝えしたうえで、インナードライ肌の原因や洗顔の選び方、さらにおすすめの商品をご紹介します。正しいスキンケアで、健やかな肌を手に入れましょう。
インナードライ肌の原因
インナードライ肌とは?
インナードライ肌とは、言葉の通り 肌の ”内側” が乾燥してしまっているのに、肌の表面は皮脂でテカりやベタつきを感じてしまっている素肌の状態です。
これは、肌が本来持っている 水分 が不足してしまっていることで「もっと脂(皮脂)を出して、肌を守ろう!」と肌が頑張りふぎてしまうことで引きおこる肌トラブルのひとつ。そのため、皮脂の分泌しやすい額や小鼻周りはベタつくのに、頬や口元などは乾燥が気になる‥と 乾燥 と ベタつき 2つのお悩みが肌に混在するので、肌タイプを見極めるのに迷ってしまったり、間違ったケアを続けやすくなってしまうが注意ポイント。
ここでは、インナードライ肌と見分けるときに確認してほしい3つの特徴をお伝えしていきます。
インナードライ肌の3つの特徴
- 1. Tゾーンがテカリやすいが、頬や口元は乾燥している
- 2. 洗顔後に肌のつっぱりを感じる
- 3. 毛穴が目立ちやすく、メイクが崩れやすい
1. Tゾーンがテカリやすいが、頬や口元は乾燥している
‥ Tゾーンや小鼻周りなど、顔の一部はベタつきやすいのに、頬や口元など 他の部分は乾燥が気になる、といった場合はインナードライ肌の可能性大。ベタつく所と乾燥しているところをしっかりと見極めてみてあげてください。
2. 洗顔後に肌のつっぱりを感じる
‥ インナードライ肌の大きな特徴は”洗顔後につっぱり感を感じる”こと。インナードライ肌の人は、肌のベタつきを感じることから 自分の肌タイプを オイリー肌 と思っていう方も多いのですが、オイリー肌の場合 洗顔後から徐々に皮脂が現れるため、つっぱりを感じることは少数。肌の内側が乾燥してしまっているインナードライさんは、潤い不足のため 洗顔後のつっぱりやカサつきを感じやすいので、見極める際の参考にしてみてくださいね。
3. 毛穴が目立ちやすく、メイクが崩れやすい
‥部分的な乾燥と皮脂の分泌といった2つのお悩みが混在するインナードライ肌は、化粧ノリやメイク崩れのしやすさも特徴のひとつ。肌の乾燥が気になる部分では、粉吹きやメイクの密着不足がおきやすく、逆に皮脂が多くベタつきやすい部分では、メイクの滑りやテカリが起きやすくなってしまいます。
インナードライ肌の人が洗顔を選ぶ際のポイント
インナードライ肌が洗顔料を選ぶ際に意識してほしいのが「うるおいを届ける」洗顔料を選ぶことです。乾燥、べたつき‥と2つのトラブルが混在するインナードライ肌ですが、そのトラブルの元は「乾燥」です。はじめに「うるおいを届ける」洗顔料選びが大切なことをお伝えしましたが、それを踏まえて、インナードライ肌が洗顔料を選ぶ際に重要視してほしい3つのポイントを詳しくお伝えします。
1. 低刺激で優しい成分の洗顔料を選ぶ
ベタつきと乾燥、2つのトラブルが混在するインナードライ肌は非常にデリケートな状態です。刺激の強い洗浄成分が含まれていると、さらに肌荒れを引き起こす可能性があります。グリチルリチン酸やセラミドなどの保湿成分が豊富な、低刺激の洗顔料を選びましょう。特に敏感肌向けに作られた製品がおすすめです。
2. 保湿力が高い洗顔料を選ぶ
インナードライ肌の方は、肌に乾く隙を与えずに乾燥する前にうるおいを届けていくことが重要です。洗顔後の保湿も重要ですが、洗顔という”落とす”ケアからうるおいを届け、また洗顔後も肌を乾燥から守ってくれるようなヒアルロン酸やアミノ酸などの成分が配合されているものを選んであげるのがおすすめ。これらの成分は肌内部の水分を保ち、乾燥を防ぐ役割を果たします。
3. 泡立ちの良い洗顔料を選ぶ
洗顔中の摩擦や、落としすぎ‥といったケアはインナードライをさらに進めてしまう原因に。肌への摩擦を減らすのはもちろん、不要な皮脂だけをしっかりと落とすためにも、泡立ちの良さは非常に重要です。泡立てネットなどを使って、クリーミーな泡で顔全体を包み込み、ゴシゴシこすらずに洗顔できる洗顔料を選びましょう。
インナードライ肌の人におすすめの洗顔石鹸
インナードライ肌におすすめな洗顔料として、自信をもっておすすめするのが ルアンルアン の 生せっけん です。「不要なものはしっかりと落として、必要なものは残す」そんな当たり前だけど、実は難しい‥を実現した 生せっけん。肌に必要な皮脂を残しつつ、余分な汚れを優しく落としてくれる 保湿力 がとても高い石鹸のため、肌悩みをしっかりとサポートしながら、揺らぎにくい肌へと整えてくれる洗顔石鹸です。
うるおして、落とす。ルアンルアンの生せっけん
肌に優しく、悩みに強く、そして楽しく。
そんな想いをもって誕生したルアンルアンの生せっけん。
17種類の美容ハーブを厳選し、石鹸成分の半分以上(56%)が美容保湿成分でできた洗顔石鹸なので、落とすケアである”洗顔”から肌にうるおいを届けます。同時に、インナードライ肌のお悩みであるベタつきもしっかりとサポート。毛穴(0.2mm)よりも小さな泡(0.1mm)が毛穴の奥にまで入り込み、不要な皮脂や汚れを吸着できるので、洗いあがりのさっぱり感も実現します。また、CICAやグリチルリチン酸などの成分が肌を保護し、洗顔後のうるおいもキープ。泡をバウンドさせられるくらい とっても濃厚な弾力泡が、肌に負担のない洗顔を叶えます。
正しい洗顔石鹸の使い方
インナードライ肌の方にはもちろん。スキンケアのはじまりである 洗顔 だからこそ、最低限守ってほしいポイントが3つあります。どんな洗顔石鹸(洗顔料)でも意識してほしいポイントなので、ぜひ本日から意識してみてくださいね。
1. 泡立てネットを使用してしっかり泡立てる
:洗顔から意識してほしいのが「肌摩擦をおこさない」ということ。そのためにもたっぷりのきめ細かい泡を作ることが重要です。泡立てネットを使って、きめ細かい濃密泡を作り、手肌と顔肌が触れることなく洗顔ができるようにしましょう。
2. 泡をバウンドさせて、汚れを吸着させる
:顔を洗う際にも意識したい「摩擦レス」。たっぷりの泡を作ったら、泡を肌に押し当てるようにバウンドさせて、ゴシゴシこすらずに優しく洗います。特に、ベタつきが気になりやすいTゾーンや小鼻周りなどはたっぷりと泡を乗せ、泡に皮脂を吸着させるように転がしていきましょう。
3. すすぎはぬるま湯で、最低30回
:泡が残らないように、少なくとも30回はぬるま湯でしっかりすすぎます。泡のすすぎ残しがあると、ニキビなどの肌トラブルの原因にも繋がります。もちろん、すすぎの際も手肌と顔肌をこすることのないように、手にすくった 水(ぬるま湯) を、顔に優しくあてるようにして、洗い流していきましょう。
洗顔以外のインナードライ肌のケア方法
洗顔だけでなく、洗顔のあとに続く保湿などのスキンケアもインナードライ肌の改善に大きな役割を果たします。ここでも、洗顔以外のケアで大切にしてほしい3つのポイントをお伝えしていきますので、ぜひ意識してみてくださいね。
1. 水分と油分のバランスを整える
:インナードライのおもな原因は肌の内側の水分不足。そのため、肌の内側から、たっぷりのうるおいで満たすことで、乾燥やベタつきといったトラブルのない肌へと整えることができます。洗顔後は、保湿成分が豊富な化粧水をたっぷり使用し、美容液で美容成分の補給や乳液やクリームでうるおいを逃さないように蓋をする‥といったように、肌の水分が蒸発しないようにしましょう。特にインナードライ肌の場合は、せっかく与えた水分が逃げないように、バランスのいいケアが重要です。
2. 紫外線対策は1年を通して、しっかりと
:シミやしわ‥といったトラブルの原因となる紫外線は、乾燥の原因のひとつでもあります。1年を通して降り注いでいる紫外線は、肌の内側にある潤い成分にダメージを与えてしまうなど、乾燥が進む原因に。スキンケアの習慣として、日焼け止めの使用や帽子や日傘などの紫外線対策を行うことがおすすめです。
インナードライ肌を改善するためには、定期的に保湿マスクや美容液を取り入れることも有効です。特に保湿力が高い成分を含むものを選びましょう。
3. 規則的な生活を、できるだけ意識
:少しの環境変化も敏感にキャッチするのが私たちの身体。特に、不規則な生活や偏食、スマホやPCの長時間使用などはホルモンバランスの乱れに繋がり、身体の内側から肌の不調に繋がってしまうことも。忙しい毎日だからこそ、徹底的な意識は難しい場合も多いですが、ちょっとお風呂に使ってみる。いつもより、ちょっとお野菜を多く摂ってみる、寝る前のスマホをセーズする‥など、毎日の生活習慣をできるだけ規則正しい方向に意識してみてくださいね。
インナードライ肌でお悩みの方へ
インナードライ肌は、乾燥やベタつきなどの肌悩みで、ケアの難しさを感じてしまうこともあるかもしれませんが、適切な洗顔料の選び方と日々のスキンケアで改善が期待できます。
まずは自分の肌状態をしっかりと理解し、この記事で紹介した洗顔のポイントやケア方法を試してみてくださいね。正しいスキンケアを続けることで、肌の水分バランスが整い、自分の納得できる理想の肌へと近づいていくと思います。
そして、まずはスキンケアのはじまりである洗顔から。ルアンルアンの生せっけんが、ちょっと気持ちいい。特別なスキンケア時間をお届けでき、毎日のケアに寄り添うことができたら、本当に嬉しく思います。