

気温と湿度の低下
夏から秋にかけて、外気の湿度は大きく下がります。空気中の水分量が減ることで、肌の表面から水分が蒸発しやすくなり、洗顔後のつっぱり感や粉吹きが目立ちやすくなります。
特に10月以降は一日の寒暖差も大きく、朝晩のひんやりした空気が肌の負担になりやすいのです。
夏のダメージの後遺症
紫外線は肌に大きな負担を与えます。夏の間に受けた紫外線ダメージが秋に現れ、肌の乾きやくすみを感じやすくなるのです。
さらに、強い日差しで汗や皮脂が増えたことで毛穴が開き、その状態が残ると、洗顔後のしっとり感が得にくくなることも。
秋の肌は見た目以上に夏の影響を引きずっていると考えてよいでしょう。
生活習慣の変化
秋は食欲の季節。こってりした食事や糖分の多いスイーツを摂る機会が増えることで、肌の水分バランスが乱れることもあります。
さらに、仕事や学校などの新しい環境のストレスも肌状態に影響します。
ストレスホルモンが分泌されると血流が滞りやすく、必要な栄養が肌に届きにくくなるため、乾燥やごわつきを感じやすくなるのです。