まずはこちらの短い動画をご覧ください。※無音・56秒の動画です
プレス泡洗顔では肌を擦るように手を動かすのではなく、泡そのものをバウンドさせるように動かすことで、気泡を肌表面で上下左右に動かしていきます。
<プレス泡洗顔のメリット>
- 肌を摩擦せず洗顔できる→シミシワ予防
- 若い角質を剥がさず洗顔できる→乾燥予防
- 毛穴や皮紋の中まで洗いやすい→角栓予防
- 物理的な肌ダメージを減らせる→くすみ予防
<プレス洗顔のデメリット>
- 最初は洗っている満足感が少ない
- つい泡を長時間顔に乗せてしまいがち
- 濃密な弾力泡でないと実現できない
- 顔を覆えるくらいの泡の量が必要
プレス洗顔にはデメリットももちろんありますが、メリットのほうが遥かに大きいです。
このプレス洗顔を行うための条件はただ1つ。濃密な泡をたくさん作ること。
水っぽい泡や少量の泡だとペチャっと泡が潰れてしまい、プレスの状態になりません。
泡を押し込んだ時に肌に手が触れず、泡が手を押し戻してくるくらい濃密な泡で行ってください。
ちなみに、生せっけんで1回使用量としてご案内している「スティックは2mm程度」「ポットタイプは真珠大」は、このプレス洗顔できる泡の量と質を前提とした使用量目安になっています。
プレス洗顔ではこの濃密な泡を、1つ1つの毛穴に押し込むように手のひらでプレスしていきます。これを顔全体で繰り返すだけでOK。
実際に生せっけんの泡は濃密に作ると気泡サイズが平均0.1mm前後まで小さくなります。
毛穴の平均サイズは0.2mmと言われていますので、気泡は毛穴の中までしっかりと入り込んでいきます。
また肌表面には皮紋と呼ばれる凹凸があり、泡を押し付けていくことでその凹みにも洗顔料がしっかりと届いていきます。
これが生せっけんのプレス洗顔でいちご鼻が綺麗になったり、透明感が生まれる大きな理由です。
石鹸の泡は油分を分子に取り込める特徴を持っているので、角栓の原因である酸化した皮脂も包み込んで洗い流しやすくしてくれます。
そして泡立ちの良さは油分の洗浄力が高いことを示しますので、「濃密な泡が作れる」ことに加えて「出来上がる気泡が小さい」洗顔料は、毛穴を綺麗にするのにとても優れた石鹸だと言えます。
ルアンルアンの生せっけんで洗顔をすると美容液成分が多いのにとても「さっぱり」すると思います。これは酸化して角栓の原因にもなる不要な油分を一度しっかり洗い流している為です。
もしかしたら、これまでシリコンなどでしっとりとした質感を補助している洗顔料を使っていた方は、さっぱりし過ぎるとお感じになるかもしれません。
プレス洗顔を続け、生せっけんを数か月使い続けていくことで、肌が本来あるべき余計な油分が無い状態や、その内側にある潤いを感じることが出来るようになってくると思いますので、ぜひ今回おすすめした方法で洗顔を続けてみてください。
洗顔のやり方1つにも美しい肌を引き寄せる方法があります。
すぐには効果が感じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひじっくりと肌と向き合って、本来の美し肌を育てていってください。