クレイ洗顔料とは?効果・メリットやおすすめ商品を紹介

毛穴が黒ずんでいちご鼻になってしまったり、肌表面がごわつきがちの方に人気の洗顔成分“クレイ”。

汚れや老廃物を落とすだけでなく、実は保湿にまで影響がある天然ミネラル・クレイを配合した洗顔料の魅力をご紹介していきます。

クレイ洗顔料とは?

クレイ洗顔料とはその名の通り、クレイが配合されている洗顔料のことです。

そもそも洗顔料に配合されているクレイは何から出来ているかご存知でしょうか?

「泥」「火山灰」などと説明されることの多いクレイですが、元々は岩のような粘土鉱物が原料です。

硬い粘度鉱物が気の遠くなるような時間と共に小さい粒子にまで分解され、そこに水などが混ざることで粘土状のクレイになっていきます。

その1粒1粒は非常に細かく、鉄分などの様々なミネラルを含んでいるだけでなく、汚れの吸着力に優れた特徴を持っています。

この性質を活用しているのがクレイ洗顔料です。

落ちにくい肌や毛穴の汚れを落とそうとすると、界面活性作用(洗浄成分)を強くせざるを得ませんが、それだと肌への負担が大きくなってしまいます。

そこでクレイを配合することで、界面活性剤や泡が届きにくい毛穴の奥やシワの1つ1つのたんぱく汚れや古い角質・皮脂までアプローチできるようになります。

洗顔料に入っている洗浄成分が「汚れを浮かせて洗い流す」というイメージなのに対し、クレイの洗浄力は「汚れを吸い取る」ように働いていきます。

こうして2つの洗浄方法を合わせることで、肌に負担をかけずにクリアな状態に導いていく効果が期待出来るのがクレイ洗顔料なのです。

クレイ洗顔料の効果・メリット

ここからはクレイ洗顔料の具体的なメリットを3つご紹介します。

毛穴汚れに効果が期待できる

毛穴の中にたまってしまう古い皮脂やメイク汚れ。

いちご鼻のように黒ずんだ状態になると、ある理由から洗浄成分だけでは洗い流しにくくなります。

その理由は毛穴の大きさと深さです。

毛穴の大きさは平均で0.2ミリと言われており、そこに穴の深さが加わります。

クレイ以外の洗顔料の泡だと毛穴の中まで少ししか入り込むことができず、いくら洗っても表面の汚れしか落とせない、という状態になってしまいますが、クレイは違います。クレイの粒子は毛穴よりも小さいため、汚れに直接アプローチすることが出来るのです。

さらにクレイには様々な種類があり、その洗浄効果は多孔質と言われる穴がたくさん空いていて、そこに汚れを巻き込んでいくものや、マイナスの電荷を帯びていてプラスの汚れを吸着できるものなど、様々な方法で毛穴汚れを絡めとっていきます。

アクネ菌の餌になる毛穴の中の古い皮脂も少しずつ洗い流し、ニキビの予防にもなっていきます。

一度毛穴が詰まってしまった毛穴はすぐには綺麗になりませんが、毎日の洗顔で少しづつ汚れを絡めとりながら、今後毛穴に汚れが詰まってしまうことを防いでいきます。

こうして毛穴トラブルに対する洗浄と予防が同時に出来るのがクレイ洗顔の大きなメリットです。

ごわつく肌のくすみ改善が期待できる

クレイ洗顔は毛穴の中だけでなく、肌表面にも良い影響を与えてくれます。それは古い角質を落とす効果です。

イメージとしては酸などの溶解成分を使用しない、天然のピーリングのようなもの。

顔の角質は平均0.02ミリと言われています。薄いので角質より深い部分にある「真皮」に張り巡らされている血管が外からは透けて見え、それが顔色となって「ほんのりピンク」などの印象をもたらします。

ただ、この角質が積もり積もって「角質肥厚」という分厚い状態になると注意です。

血管が透けて見えなくなるため、顔色は暗くなりくすんで見えるようになってしまいます。

さらに肌内部の保湿機能が低下し、アクネ菌が繁殖しやすくなるのでニキビが出来やすくなったりもします。

角質が厚くなる原因は様々ですが、予防法として最適なのが洗顔です。

朝晩、肌を清潔な状態に戻し、古くなった角質が積もってしまう前に洗い流す。

たったこれだけでも、顔色が明るくなり、透明感と言われる透き通るような肌に戻っていく方がたくさんいらっしゃいます。

クレイはこうした角質洗浄効果も高い天然ミネラルなので、くすみ肌やごわつきが気になる季節には特におすすめの成分なのです。

天然ミネラル成分で血行促進が期待できる

クレイには、大量のミネラルが含まれています。

このミネラルが肌の血行をサポートするとして、クレイは古くからフェイスパックなどの美容に用いられてきました。

肌にとって血流はとても大切で、血流が悪くなると顔色が悪くなるばかりでなく、肌に十分な栄養が行き渡らず、保湿機能の低下やシワの増加を招いてしまいます。

ストレスや睡眠不足が肌に悪いと言われるのも、血流が悪くなることから様々なトラブルが引き起こされるのが理由です。

クレイ洗顔料に配合されているクレイはそれほど多くありませんが、他の洗顔料にはあまり無い天然のミネラルは確かに含まれています。

毎日使うことで、血行の良い健康的な肌を目指して洗顔してみてください。

クレイ洗顔料にデメリットはある?

良いことが多いクレイ洗顔料にもデメリットはあります。

代表的なものや、その対処法などを簡単にご説明してまいります。

鉱物であるが故の肌刺激

非常に細かい粒子であるクレイですが、鉱物であることには変わりありません。

例えば乾燥したクレイをそのまま肌に擦りつければ、肌が傷つきヒリヒリとした状態になってしまうでしょう。

ですので、クレイ洗顔料を使う時は肌に擦るのはNGです。

できれば泡立ちが良く、泡の弾力性が高いクレイ洗顔料を選ぶことをおすすめします。

そうした泡であれば、クレイのデメリットを軽減し、メリットを多く受け取ることができます。

吸着力の高さが潤いまで吸い取ることも

クレイは汚れを絡めとったり、吸着したりして肌を清潔な状態にしてくれますが、この吸着力の高さ故に、皮脂などの保湿成分を取り過ぎてしまうデメリットもあります。

これを解決する方法は思い切って「洗顔時間を短くする」ことです。

クレイ配合の洗顔料の場合、目安とする洗顔時間は泡を乗せてから長くても60秒。

朝やメイクをしなかった日であれば、20~30秒程度で充分です。

弱酸性の洗浄力の低い洗顔料を使っている方からすれば、汚れを落とせている気がせず不安かもしれませんが、この短時間でしっかり洗えるのがクレイ洗顔料の大きなメリットです。

デメリットを軽減し、メリットを生かすためにも、ぜひお試しください。

おすすめのクレイ洗顔料

最後にルアンルアンのクレイ洗顔料「ハーバルフレッシュソープ」をご紹介します。

別名は生せっけんと呼ばれるこの洗顔石鹸には、「ホワイトクレイ」「ベントナイト」という2種類のクレイを配合しています。

ホワイトクレイは多孔質に汚れを吸着し、ベントナイトは電荷で汚れを引き寄せ絡めとるのが得意なクレイです。

石けんの洗浄成分と2種類のクレイ。お互いが足りない部分を補い合うことで、肌の保湿成分が洗い流される前に、短時間で清潔にリセットしていくのが特徴の洗顔石鹸です。

また敏感肌を考えて、濃密な泡が出来上がる脂肪酸の配合を発見。クレイによる刺激を泡が包み込むことで、刺激に敏感な肌でも安心してお使いいただけます。

こうした洗浄力の高さとバランスを取るように保湿成分やCICA成分を配合することで、洗顔本来の「洗う・守る」という原点を何より大切にした石けんです。

クレイ洗顔料選びにお困りの方は、ぜひ一度お試しになってみてください。

クレイ洗顔料に興味がある方へ

「クレイ洗顔料は刺激が強い」

こんな思い込みで、これまでに使ったことがない方はたくさんいらっしゃると思います。

ただ、どんな化粧品や薬にもメリットとデメリットがあるように、選び方や使い方次第でメリットを多く得ることは充分可能です。

毛穴汚れやニキビ、くすみにお悩みならば、クレイ洗顔はおすすめの選択肢です。

商品を選ぶ際は、口コミやレビューなどを見て、どのくらい刺激がありそうかを調べてみることをおすすめします。

きっと貴方に合うクレイ洗顔料が見つかるはずです。


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