□ 一時的な乾燥と、本当の乾燥
冬のお肌が乾燥する原因は大きく2つです。
「空気の乾燥」と「血流不足」。
空気が乾燥していると、肌の潤いが持って行かれる感じがありますよね。特に顔や手は服で覆われていないことが多く、外気にさらされている時間が長いので、より影響を感じることが多いです。
そして室内であっても、夏に冷房で空気が乾燥する以上に、冬の暖房は室内の湿度を下げるので困りものです。
ただし、暖房は風が直接肌に当たることが少ないので、クーラーと比べると”肌の水分の蒸発”というほど極端に作用するものではありません。どちらかと「今日は肌が乾燥してる感じがする」という一時的な現象として潤い不足を感じさせる程度です。
むしろ問題なのはもう1つの「血流不足」による乾燥の方。
これこそが角質層のバリア機能を低下させ、本当の意味での「乾燥肌」を招いてしまう根本的な原因なのです。